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心を包む

受け取った相手に負担をかけたくない、という配慮からでしょうか。贈答品でものし紙をかけないという思いからかもしれませんが、やはり、贈答品には水引やかけ紙をかけたほうが礼儀にかなっているのではないでしょうか。物に気持ちを託して届けるのが贈り物です。こうすることで、贈り物を清浄なものとして届けます、という贈り手の思いのこもった奥深いしきたりです。きちんと包むのは華美ではなく、相手をそれだけ思っています、という心遣いであり礼儀なのです。

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