京都から始まる、あなただけの結婚物語。
京都から始まる、あなただけの結婚物語。

熨斗鮑

熨斗鮑は「のしあわび」と読みます(※鮑を薄くはぎ長く引き伸ばして(のして)干したもの)。若い人なら「熨斗と鮑?」と首をひねる向きも多いことでしょう。祝儀袋の右上についている飾りが「のし」です。日本では、昔、新鮮な海のもの、山のものを神様に捧げる風習がありました。なかでも尊ばれたものが、食べると長寿をもたらすとされていた「鮑」です。昔の人は贈り物の際に、神への供え物と同じように「鮑」も一緒に贈りました。その鮑を引き延ばして(のして)干したものが「熨斗鮑」です。のすことで、「寿命や幸せ、喜びごとが引きのび、続いていくように」という願いもこめていたのです。現在の祝儀袋についているものの多くは、熨斗鮑を模して紙で作った飾りです。水引同様、印刷されたものもあります。

関連記事

スタッフブログ

Supported By

  • お衣裳さわらぎ

    お衣裳さわらぎ
    こだわり抜いた衣装を多数取り揃える、二条城そばの老舗貸衣裳店

Facebook